1982年生まれ、愛知県出身。是枝裕和、黒沢清らが講師陣に名を連ねる映画美学校のフィクションコース11期生修了。 短編デビュー作『牛乳王子』(08)が、国内外の映画祭で高く評価される。代表作に、センセーショナルなテーマを鋭く描き絶賛された『先生を流産させる会』(12)、夏帆、野村周平を主演に迎えた『パズル』(14)など。新たな才能として注目を集める気鋭の若手映画監督。
『自殺サークル』(02)で映画の世界へ。以降、キャスティング担当として『紀子の食卓』(06)、『希望の国』(12)、『ラブ&ピース』(15)、『新宿スワン』(15)、『映画 みんな!エスパーだよ!』(15)、『ひそひそ星』(16)など、園子温監督作品に多く携わり、近年では、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズをはじめ、舞台のキャスティングも手掛けている。約10年間構想した本作が初プロデュース作となる。
東京藝術大学大学院映像研究科終了。在学時に堀越謙三氏、北野武監督、黒沢清監督らに学ぶ。IMAGICAでのポストプロダクション、フィルムアーカイブ業務を経て、多くの劇場用映画、CMなどの制作・プロデュースを行う。主な参加作品『人の砂漠』(10)、『繕い裁つ人』(15)など。
俳優として映画、ドラマ、舞台など幅広く活動する一方、古屋兎丸原作の舞台「ライチ☆光クラブ」「帝一の國」シリーズなどの企画、プロデュースを務める。古屋兎丸氏、HAKUEI氏と共にユニット「漫画兄弟」を結成し、舞台、絵本のプロデュース等マルチな活動を展開する。また、EXILE TRIBEによる総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」では、プロデュースと脚本を担当。
大学在学中より自主映画を制作し、卒業後に映画美学校へ。卒業制作として『乱心』を監督。大阪シネドライブ、ドイツのニッポンコネクション、名古屋シアターカフェなどで上映。内藤瑛亮監督、渡辺あい監督、磯谷渚監督、隈元博樹監督らの作品に脚本や編集で参加。脚本家として本作が商業映画への初参加となる。
カメラマン小林達比古氏、蔦井孝洋氏に師事し、市川準監督作品、犬童一心監督作品に多く関わる。さらに村川聡氏に師事し、特撮作品を数多く経験。伊勢谷友介監督作品『セイジ 陸の魚』(12)で撮影初担当。その後『王様とボク』(12)、『陽だまりの彼女』(13)、『パズル』(14)などを担当。
木村太朗氏、疋田ヨシタケ氏、木村匡弘氏らに師事。助手時代『HERO』(07)、『私は貝になりたい』(08)、『BECK』(10)などの作品にかかわる。主な技師作品に『アブダクティ』(13)、『物置のピアノ』(14)、『忘れないと誓ったぼくがいた』(15)などがある。CMでは東京海上日動、JT「Roots」など。
多くの作品の録音から仕上げまでに携わる。近年に関わった作品は『私の男』(14)、『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)など。内藤瑛亮監督とは『パズル』(14)の整音・仕上げの際に出会い、今作品に参加。
『ロマンス』(96)長崎俊一監督で編集マンとしてデビュー。『スウィングガールズ』(04)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、『永遠の0』(14)で日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞。矢口史靖監督や山崎貴監督、西川美和監督らのほぼ全作品を手掛けるほか、『リンダリンダリンダ』(05)、『毎日かあさん』(11)、『ロマンス』(15)などがある。公開待機作に『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16)、『永い言い訳』(16)がある。
『クローズZERO2』(09)で美術監督となる。主な作品として、『シュアリー・サムデイ』(10)、『クローズEXPLODE』(14)、『るろうに剣心』(12)、『プラチナデータ』(13)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最後編』(14)など、その他ミュージックビデオなどの美術も手がける。
2011年アパレルブランドDAMMY立ち上げに参加。主な映画作品に『クローズZERO2』(09)、『十三人の刺客』(10)、『セイジ-陸の魚-』(12)、『るろうに剣心』(12)、チェン・カイコー監督作『捜索(原題)』(12)、『シャニダールの花』(13)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最後編』(14)、『新宿スワン』(15)、『ソレダケ/that’s it』(15)など。その他、テレビドラマ「勇者ヨシヒコ」(TX) シリーズ、「宮本武蔵」(EX)、「信長協奏曲」(CX)や、舞台「クレイジーハニー」、TVCF「au三太郎シリーズ」、AKB48のMV「僕たちは戦わない」などの作品がある。公開待機作に『ひそひそ星』(16)、『秘密 THE TOP SECRET』(16)、『蜜のあわれ』(16)など。
特殊メイク、特殊造形、キャラクターデザイナー。2004年百武スタジオを設立。
主な参加作品に、『CASSHERN』(04)、『妖怪大戦争』(05)、『どろろ』(07)、『20世紀少年』三部作(08-09/ともだちマスク制作)、『テルマエ・ロマエ1、2』(12、14/特殊メイク)、『渇き。』(14)、『寄生獣』二部作(14、15/キャラクターデザイン)、樋口真嗣監督『進撃の巨人』二部作(15/特殊メイク)、『S-最後の警官 -奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE-』(15)、『劇場霊』(15)など。公開待機作として『太陽』(16)、『テラフォーマーズ』(16)『秘密 THE TOP SECRET』(16)などの特殊メイク、デザイン、造形を担当。
映画美学校にてDAWの基礎を学び、内藤瑛亮初監督作品『牛乳王子』(08)の劇伴を担当。以来、内藤監督作品の劇伴を中心に映画・CM等に楽曲提供している。最新作は2016春公開予定の内藤監督作品の『ドロメ』。エレクトロミュージックを基礎に映像とシンクロした楽曲が特徴的である。
McRAYで編集、PCインストラクターを経験後、東京現像所入社。DVD制作のプロダクションマネージャー等を経てVFXの部署に異動。主な参加作品に『陽だまりの彼女』(13)、『くちびるに歌を』(15)など。
日本映画学校(現日本映画大学)卒業後、フリーの助監督として活動。主な参加作品に『The Next Generation PATLABOR』(14-15)、『ソレダケ/that’s it』(15)、『ピースオブケイク』(15)。公開待機作として『モヒカン故郷に帰る』(16)、『ディストラクションベイビーズ』(16)、『葛城事件』(16)など。
2011年結成、PENICILLINのヴォーカリスト・HAKUEIが主宰する音楽ユニット。
甘美で繊細、そして残酷な「ライチ☆光クラブ」の世界を音楽に昇華させ、多種多様なアーティストと共にライフワークとしてコンスタントに活動を展開している。2015年 Mini Album「Jesus Christ Hyperstar」をリリースし、ツアー2015「Jesus Christ Hyperstar」開催。映画『ライチ☆光クラブ』では、主題歌「メルヘン☆ジャック」が起用される。
舞台や漫画で語られてきた「ライチ☆光クラブ」という物語を、映画という新たなステージで語る役目を頂き大変嬉しく思っています。
古屋さんは同じクリエイターとして、優れた作品に仕上げるためにどうすべきかという観点から意見を伝えてくれ、心地よい緊張感をもって取り組むことができました。
映画化にあたって、この作品がもつフィクション性の高い世界観を成立させることが一番の難問でしたが、スタッフの皆さんの力で「螢光町」という世界を構築できました。
キャラクターが抱える心情の核を体現してくれる俳優の方々に集まって頂き、僕は狂気に溺れ破滅していく少年たちを一人一人抱きしめるようにスクリーンへ映し出すよう務めました。